辻本店 御前酒 〖420〗 岡山県立大学雄町酵母（雄町3部作 酵母篇）

岡山・真庭の蔵元 辻本店が挑む最新の酵母プロジェクト「雄町3部作／酵母篇」。

その中でも「〈420〉」は、岡山県立大学の研究室が雄町の稲穂から分離した野生酵母“雄町酵母420”を使った、初の市販酒という特別な一本です。

口に含むと、菩提もとらしいやさしい酸がやわらかく広がり、青バナナを思わせる穏やかな香りがふんわりと寄り添います。

雄町米100％・精米65％の旨みもほどよく、全体として軽やかで飲みやすいバランス。

アルコール14％のため、暑い季節や軽めに楽しみたいシーンでもするりと入っていく仕上がりです。

冷酒での爽やかさはもちろん、少し温度が上がると旨みがやさしく開き、食中酒としても万能。

夏野菜の天ぷら、冷しゃぶ、やさしい味付けの前菜などと合わせると、この新酵母の個性がよりいきいきと感じられますよ。