日本酒酒蔵一覧

辻本店

1804年創業、岡山県真庭市勝山に蔵を構える老舗酒蔵。代表銘柄「御前酒」で知られ、地元岡山の米と軟水を生かした酒造りを続けています。雄町米の旨味を軸に、ふくらみのある柔らかな味わいが特徴。菩提酛仕込みにも取り組み、土地と歴史に根ざした、風格ある酒質を表現しています。

板倉酒造

江戸時代創業、島根県津和野町に蔵を構える酒蔵。代表銘柄「天穏（てんおん）」で知られ、島根県産米と良質な軟水を生かした酒造りを行っています。穏やかで澄んだ酒質を軸に、やさしい旨味と透明感のある余韻が特徴。丁寧な仕込みから生まれる、落ち着きと品のある味わいが印象的です。

梅津酒造

江戸時代末期創業、鳥取県北栄町に蔵を構える酒蔵。手作業を重視した伝統的な酒造りを貫き、「冨玲（フレー）」の名で個性ある酒を生み出しています。米の旨味を前面に引き出した力強い味わいが特徴で、長期熟成酒や濁り酒など、厚みと存在感のある酒質を展開。土地の水と技を生かした、芯のある味わいが印象的です。

瀬戸酒造店

1865年創業、神奈川県開成町の老舗酒蔵。休蔵を経て2018年に醸造を再開し、丹沢山系の伏流水を用いた酒造りを行っています。代表銘柄「セトイチ」は、酒米や酵母を使い分けた設計で、透明感のある口当たりと調和のとれた香味が特徴。伝統と現代性が調和した、品のある味わいを表現しています。

川西屋酒造店

丹沢山地の麓、神奈川県山北町に蔵を構える酒蔵。清冽な軟水と地元産米を生かし、手仕込みによる丁寧な酒造りを続けています。代表銘柄「隆」「丹澤山」は、すっきりとした輪郭の中に米の旨味が調和する味わいが特徴。食事に寄り添う、落ち着きのある酒質を大切にしています。

亀泉酒造

高知県土佐市に蔵を構える明治創業の酒蔵。県産米と高知独自の酵母を用いた、香り高く瑞々しい酒造りが特徴です。「CEL-24」に代表されるフルーティな酒質は、やわらかな口当たりと心地よい甘酸のバランスが魅力。土地の水と風土を生かした、軽やかで親しみやすい味わいを表現しています。